The Animucation

アニミュケーション

アニメ

普段アニメを見てない人に見てほしい、見ていて色々と考えさせられるアニメ作品を紹介!!

こんにちは。映像って、いろいろな感情を呼び起こしてくれますよね。

アニメ作品の中には時に文学的な側面も持っていて、人の心理的な側面を克明に描き出しているような作品も一杯あります。

今回は、文学が好きな筆者が、この作品は心理描写がすごいとか、見ていて考えさせられるな、と思った作品を紹介していきたいと思います!

今回紹介する作品はこちら!

以下では、作品の概要と、その作品の魅力について述べていきます! (ネタバレは極力避けていきますので、気になった作品は是非見てみてください!)

1.ヴァイオレット・エヴァーガーデン

まずご紹介するのは、京都アニメーション制作の、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。

あらすじ

幼少期から戦場で「戦うための道具」として利用されていた少女が、「自動手記人形」として働く中で、今まで知らなかった「感情」を知りながら成長していく、という物語です。

主人公のヴァイオレットは上官で、彼女の親代わりとなっていた「ギルベルト」とともに戦場へ行きますが、彼女はそこで腕を失くし、目が覚めると病院のベッドの上にいました。そしてギルベルトは行方不明に。

ヴァイオレットが戦場で気を失う直前に瀕死の状態のギルベルトが言った「愛してる」という言葉の意味を知るため、彼女は「自動手記人形」として働くことを決意しました。

作品の魅力

「自動手記人形」とは、字を書くことができない等の理由で手紙を書くことができない人の話を聞き、その感情をくみ取って手紙を代筆する職業のことです。

幼少期から戦場にいた反動で、最初は依頼人の感情がわからず、失敗続きだったヴァイオレットですが、ギルベルトが残した言葉の意味を知るため奮闘します。

そのような過程で、はじめは機械のようだった彼女が、知らなかった感情を理解して成長していく姿は言葉では形容できません。視聴中は1話ごとに泣いてました。

また、映像や音楽のレベルも非常に高く、1話1話がすごく重厚かつ濃密な仕上がりになっています。

間違いなく後世に語り継がれる作品だとおもいます。

2.91Days

2016年に放送された本作。

あらすじ

「ヴァネッティ・ファミリー」というマフィアに目の前で家族を殺された主人公の「アヴィリオ」。故郷を離れ孤独に暮らしていたアヴィリオですが、それから7年後に突如届いた差出人不明の手紙がきっかけで、彼は彼の地へと舞い戻ります。それから復讐に至るまでの91日間を描いた作品です。

アニメの舞台は禁酒法時代の1920年代です。アヴィリオは復讐のために、親友の力を借りて酒を密造し取引を持ちかけることで、自分の家族を殺したヴァネッティ・ファミリーに入り込むことに。

そこで自分の復讐相手である「ネロ」と出会い、物語は進んでいきます。

時にネロの相棒として行動していたアヴィリオ。敵対ファミリーとの戦いの中で、ネロはアヴィリオに大きな信頼を寄せるようになっていきました。

彼の復讐劇は一体どんな形で幕を閉じるのか。

作品の魅力

陰鬱な雰囲気で物語が始まり、全体的にどこか影のあるストーリーとなっている本作。

ヴァネッティ・ファミリーに対する強い憎しみと、ネロと2人で行動していく中で芽生えた友情にも似た感情との間で板挟みになっていくアヴィリオ。

マフィアに家族を殺され、復讐のため奔走するというのはベタな設定ではありますが、主人公であるアヴィリオの、ネロに対する感情の微細な変化が巧みに描かれています。

ストーリーはテンポが良く、毎回矢継ぎ早の展開が続くため中だるみもなく一気に視聴することができます。

特に最終回の演出はとても考えさせられる内容となっていますし、ネットでも解釈の分かれる作品となっています。

多様な解釈ができる、というのは文学好きにはたまらない要素です。

3.BANANA FISH

お次は2018年にフジテレビのノイタミナ枠で放送された「BANANA FISH」です。原作が1980年代の少女向け雑誌に連載されていたと聞いて驚き。

あらすじ

主人公であるアッシュが、「バナナフィッシュ」という謎の言葉を巡って奮闘する姿を描いた作品です。

1973年、ベトナム戦争の最中、アメリカ兵グリフィンが自動小銃を乱射、同胞を殺害するという事件が起きます。グリフィンは「バナナフィッシュ」という謎の言葉をつぶやくと、その後廃人となってしまいました。

12年後のニューヨーク、グリフィンの弟であるアッシュは、瀕死の男から再び「バナナフィッシュ」という言葉を耳にし、兄の変貌の真相を探ろうとします。

そんな中で、彼は日本から取材に来た大学生である英二と出会います。アッシュが敵対するギャングの手から英二を守ったことで彼らは行動を共にするように。

マフィアのボスで、アッシュの因縁の相手でもあるゴルツィネの「バナナフィッシュ」を巡る陰謀に、英二も巻き込まれていきます。

概要

ニューヨークマフィアが登場し、ハードボイルドな世界観を持っている本作。

ストリートギャングであるアッシュはその壮絶な日々の中で、平凡な大学生でありながら自分をあたたかく受け入れてくれる英二に肩入れするようになっていきます。

2人の美しい友情を描いた作品でもあります。

アクションや心理戦が多い作品ではありますが、2人の(特にアッシュ)の心理が非常に繊細に描写されています。

「愛」とか「友情」について本気で考えさせられた作品だったと思います。

4.青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

あらすじ

「思春期症候群」という不思議な現象を巡るSF作品になっています。

「思春期症候群」とは、思春期特有の不安定な精神状態が引き起こす不思議な現象のことです。

主人公で高校2年生の梓川咲太は、「思春期症候群」に関する複数の不思議な出来事に遭遇します。この現象に悩む少女たちとの関わりを通じて、咲太は自分の過去、そして妹の身に起こった思春期症候群に向き合っていきます。

作品の魅力

正直タイトルで敬遠していた作品ですが、SF的側面とラブコメ的側面の両方を持ったバランスの良い作品です。また、登場人物の心情描写が上手で、思春期の苦悩や葛藤を巡る物語が非常に綺麗にまとめられていると思います。

同じSF要素を持つ作品で非常に有名な物としては「涼宮ハルヒの憂鬱」が挙げられますが、そちらと比べるとこの作品は、SF的な要素をほんの少し減らして、個々の登場人物の感情をより深く掘り下げている感じになっています。

私は後輩ちゃんのエピソードでぼろ泣きしました。

まとめ

いかがだったでしょうか。人間の心理をうまく描写しているアニメ作品は、名だたる文学作品のように受け手によって多数の解釈ができる物だと思っています。

映像作品に求める要素は、人それぞれだと思います。癒やしがほしい!とか、非日常を感じてドキドキしたい!とか。アニメは何も考えないで見るくらいがちょうど良いってスタンスの人も結構います。

私はそういう作品も大好きですが、たまに考えすぎなくらい考えてアニメを見てみるのもありなのではないでしょうか。

今まで気づかなかったことに気づくきっかけにもなると思いますし、何より作品への没入感が半端じゃないです。

この記事を読んで少しでも気になった作品があれば是非触れてみてくださいね。

ではでは~

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