こんにちは!
無限に続いてしまいそうな おうち時間。アニメを見始めるきっかけにもなるのではないでしょうか。または、新しいアニメを発掘しようと思うのではないでしょうか。
アニメには様々なジャンルがあります。
感動モノ、日常モノ、戦闘モノ、ラブコメモノなどなど、、、
また、初心者さんは特にジャンルが決まってても何から観ればいいかわかりにくいですよね。
今回からは、そんな方向けに、ジャンル別でのおすすめアニメを紹介します!第一回は感動編です!
目次 1.『けいおん!』 2.『プラスチックメモリーズ』 3.『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 4.『四月は君の嘘』 5.『宇宙よりも遠い場所』 まとめ
1.『けいおん!』


一つ目に紹介する作品は、『けいおん!』です。おそらく近代アニメのなかでもトップレベルな名作。登場人物のほのぼのした日常を中心に描きつつ、たまの演奏回はとても完成度が高いという、癒しと内容を兼ねそろえた作品です。
一期は今ほど音楽アニメが浸透していなかった2009年、二期は2010年に放送され、CD売り上げ・円盤売り上げ(Blu-rayやDVD)ともに当時のトップを総なめしました。
この作品の感動するところは、三年生主体のメンバーの中に二年生が一人だけいるという構成から生まれた、卒業という形での別れを意識するシーンです。一期二期と通して観ることで、いつもの日常が終わってしまうという登場人物の心情にとても共感し、感動することができます。
青春が過ぎてしまった人はもちろん、青春真っただ中の人でも共感できるのでお勧めします!
2.『プラスティックメモリーズ』


感動アニメといったら三本の指に入るのではないでしょうか。二つ目に紹介するのは『プラスティックメモリーズ』、動画工房制作によるオリジナルアニメーションです。ごく普通の少年と、残りの寿命がわかっているロボットとの恋愛を描いた感動ストーリーです。
オリジナルアニメということもあり、『けいおん!』ほどの爆発的な広がりはなかったものの、その完成度の高さから放送終了後もコミカライズ・ゲーム化などのメディアミックスを果たしました。
この作品の感動するところは何と言っても最終回。寿命がわかっており、もうすぐ離れ離れになってしまうと知っても尚一緒にいたいと願った主人公。しかし時が流れるのは早く、別れの場面です。
SF設定だからこそ描けるこのシーンはこれ以前にもこれ以降にも類を見ません。いい意味でアニメらしくなく、初心者でも見られるようなアニメーション映画感が強いので今回お勧めしました。
3.『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』


上で紹介した三つの指に入る作品の一つでもある『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』は、A-1 Pictures制作のオリジナルアニメ作品です。メンバーの事故死によって疎遠になっていた仲良しグループが、その事故死したメンバーの突然の登場によって再度集結し、成仏させるために動き成長する様子を描いたファンタジーです。
『あの花』は2011年放送ながら、今でも語られるほどの人気作品です。漫画化、映画化、さらには実写ドラマ化まで果たしています。また、この作品の舞台は埼玉県秩父市という場所で、聖地としても有名です。
幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの淡い恋や罪の意識、絆や成長といった内容を扱う、ドラマ性を重視した内容が志向されており(wikiより)、そのストーリーの深さが感動につながるとのこと。
私自身まだこの作品を見ていないのですが、友人曰く一話から泣けるということで、10話以上も観ると息切れしてしまいそうという方にはぴったりなのではないでしょうか。
4.『四月は君の嘘』


次に紹介するのは『四月は君の嘘』です。月間少年マガジンで連載していた漫画が原作の、全22話あるアニメ作品です。制作はA-1 Pictruesです。A-1 Pictruesさん感動作品得意ですね。
概要としては中学生のピアニストとヴァイオリニストが互いの才能に共鳴し、成長する姿を描いた作品です。
漫画のシリーズ累計発行部数は500万冊を超えており、メディアミックスとしては、実写映画、舞台、ミュージカル、ノベライズなど非常に多彩な展開をしています。
この作品は、母の死がきっかけでピアノの音が聞こえなくなった「ヒューマンメトロノーム」と呼ばれていた主人公と、圧倒的な実力を持ちながら個性的に演奏するヒロインとの青春ストーリーです。徐々に主人公は音楽に向き合い始めますが、ヒロインも病魔に侵されており、、、
題名が壮大な伏線になっており、それは最終話に明かされます。観た後は充実感にあふれる事でしょう。
5.『宇宙よりも遠い場所』


最後に紹介するのは『宇宙よりも遠い場所』です。『ノーゲーム・ノーライフ』も制作したマッドハウス制作で、こちらもオリジナルアニメとなっています。ちなみに題名の宇宙は「そら」と読みます。南極にスポットを当てた珍しい作品です。
なんとこの作品、ニューヨークタイムズ紙の「2018年 最も優れたテレビ番組(The Best TV Shows of 2018)」の海外番組部門の作品の一つに選ばれています。意外と観ていない人は多いのですが、世界から評価される隠れた名作です。
主人公たちの様々な形の動機、南極へ至るまでの奮闘・葛藤、そしてそれまでの奮闘の報われた瞬間、この一連の流れに感動せざるを得ません。悲しい系の感動ではなく、努力に感動するという趣向の違った作品です。
このアニメの様々なバックグランドを持った四人の登場人物から得られる示唆は大きいでしょう。とても勇気づけられる作品で、それが世界に評価された一つの理由でもあると思います。
まとめ
以上、アニメ初心者さん向けに感動するアニメについて紹介しました。
感動する作品は確かにほかにもたくさんあります。しかし今回ピックアップした作品は、アニメ好きでなくても感動できる万人向けだと確信しています。ぜひアニメの入り口として観てみるのはいかがでしょうか。
今回は感動編でした。次回はバトル編にしようか、コメディ編にしようか、まだ悩み中。